インターネットが当たり前の現代、病院・クリニックにおいても自院のWebサイトで情報を発信することは、必須といって過言ではありません。
「Webサイトってそもそもどうやって作るの?」「制作会社に頼むと高そう…まずは自分で作れるか知りたい」という方に向けて、基本的なWebサイトの作り方3選をご紹介します。
基礎知識-Webサイトの仕組み-
Webサイトをインターネット上で閲覧できるようにするには、サーバとドメインが必要になります。作り方を知る前に、まずはこの2つの役割について理解をしておきましょう。
Webサイトを家に例えると、サーバはその家を建てるための土地、ドメインは住所にあたります。
サーバとは、Webサイトを構成する要素(HTML、CSS、画像ファイルなど)が保管されているコンピューターのことです。
サーバにはIPアドレスという数字が割り振られていますが、「123.4.xx.xx」というような数字の羅列で覚えにくいです。
このIPアドレスを人間にもわかりやすい文字列にしたものがドメインになります。ドメインはURLの中で使われています。例えば「https://www.mp-creative.jp/」のドメインは「mp-creative.jp」です。
つまり、サーバはWebサイトのデータを保管し、ユーザーのリクエストに応じてそのデータを提供する役割を持ち、ドメインはそのデータが保管されている場所を特定する役割を持っているということです。
ドメインとサーバについて詳しくはこちらの記事をチェック
Webサイトの作り方3選
【初心者向け】Webサイト作成ツールを使う
視覚的・感覚的にWebサイトを構築できるプラットフォームで、ツールとしてはWIX、STUDIO、Squarespaceなどがあります。自分でHTMLなどのコードを書く必要がないので、ノーコードツールとも呼ばれています。
メリット
- コーディングやデザインなどの専門知識がなくてもサイトが作れる
- サーバとセットで提供されており、別途サーバを契約する必要がない
- セキュリティ対策はツールの提供会社が行ってくれる
デメリット
- 無料プランだと広告が表示されるものもある
- 月額/年額で利用料がかかる場合が多い
- 機能やデザインの実装に制限がある
【中級者向け】CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を使う
CMSはコンテンツ・マネジメント・システムの略で、コーディングの知識がなくても誰でもウェブサイトを作成・管理できるシステムです。WordPressやDrupal、MovableTypeなどがあり、サーバーにインストールして使用します。
メリット
- コーディングやデザインなどの専門知識がなくてもサイトが作れる
- 無料で使えるものもある
- 更新作業が楽(お知らせ、ブログ投稿機能などがデフォルトでついている)
デメリット
- 高度な機能やデザインを実装する場合、プログラミングの知識が必要
- 公開に別途サーバーとドメインを契約する必要がある
- セキュリティの問題が発生する可能性があり、アップデートやプラグインの管理が必要
【上級者向け】HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使う
HTMLやCSSなどの言語を用いて、自分でイチから作成する方法になります。
メリット
- カスタマイズ性、自由度が高い(技術さえあればなんでもできる)
- 導入コストがかからない
- セキュリティリスクの心配がない
デメリット
- 時間と労力がかかる(コーディングやデザインの知識が必要)
- 公開に別途サーバーとドメインを契約する必要がある
- 更新が手間(新しいコンテンツを追加するたびに手動でコードを更新する必要がある)
制作会社に依頼がいちばん!?
以上、個人でWebサイトを作成するための方法3選を紹介しました。
このように個人でWebサイトを作ることは可能なのですが、「本業が忙しくて制作が全然進まない」「作ったはいいけど見てもらえてない」「クオリティが低くてむしろ信頼を損ねることになってしまった」ということになれば本末転倒です。
プロの制作会社に依頼をすれば、院内の工数も削減できますし、専門的なアドバイスをもらいながら、真に効果の出るWebサイトを作るができます。
民間医局クリエイティブでは、これまでの豊富な実績を活かし、医療機関案内サイト・採用サイト・LPなど、さまざまなWebサイトの制作に対応しております。
まだ漠然としたイメージしかない場合でも、一緒に言語化のお手伝いをさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
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