Webサイトの利用者は、「目的の内容がない」と判断した時点でコンテンツを読むのをやめてしまいます。
今回は、集患やクリニックとの連携を目的としたWebサイトを想定し、対象(患者さん・医療関係者など)の視点に立ったコンテンツ制作を考えていきます。
採用を目的としたWebサイトの解説はこちら
1.Webサイトのコンテンツ制作の前に
Webサイトの「コンテンツ 」とは、主に文章・写真・イラストなど「情報の内容」を指します。
情報発信をする側の伝えたいことは多くありますが、不安や疑問を抱えた読み手がサイトをすみずみまで読むことは多くありません。
「伝わるコンテンツ」にするには、対象(患者さん・医療関係者など)に情報をみつけてもらうための工夫が必要になります。
まず基本のコンテンツから検討し、次に医療機関に合わせたコンテンツを考えると、情報の整理がしやすいかと思います。
2.医療機関のWebサイトの基本のコンテンツは?
TOPページ
主な情報発信の対象が患者さんの場合、受診や相談の検討のために知りたい情報に絞ります。
親しみやすさやスタッフの様子などは写真やイラストで表現します。
情報は必要とされる順番に、スマートフォンでも読みやすい量で記載することが求められます。
基本となるコンテンツ
- 写真とメッセージ
- 診療内容
- 入院・外来の案内
- スタッフ紹介
- 新着情報
- アクセス
- お問い合わせ
メニュー
対象(患者さん・医療関係者など)の目的別に入口を設けます。
基本となるコンテンツ
- 当院について
- 診療内容
- スタッフ紹介
- 新着情報
- 地域連携
- 採用情報
- アクセス
- お問い合わせ
各ページ
それぞれの項目について詳細を伝えるため、情報量が多くなります。
関連ページを案内する・細かく見出しを分ける・目的別に分類するなど、知りたい情報に簡易にたどりつくための配慮をしましょう。
3.医療機関に合わせたコンテンツ事例
荻原記念病院
当院の取り組み
リハビリへの疑問・不安を払拭する項目を写真を多用し掲載しています。
→荻原記念病院の制作事例を詳しく見る
みずほ病院
採用情報
取材をもとにした病院の魅力や強みを紹介する文章・メッセージが印象的です。
→みずほ病院の制作事例を詳しく見る
大宮診療所
よくある質問
患者さんの疑問をあらかじめ解消する工夫がされています。
→大宮診療所の制作事例を詳しく見る
4.まとめ
医療機関がコンテンツを制作することの重要性、実際の制作事例をご紹介しました。
当社は「民間医局」のブランドのもと、20年以上医療機関に寄り添ってきました。
実際の現場の声をクリエイティブに反映することを強みとしていますので、コンテンツ制作をお考えの際にはぜひお問い合わせください。
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